<回復期リハビリテーションよろず研究会>
友愛会病院を含む3病院の回復期リハビリテーション病棟全職員を対象に、病院や職種間の垣根を取り払った横断的意見交換、研究の場として半年に1度開催しています。
3病院それぞれの強みを確認し、各病院が他院の良いところを取り込むことで全体的な質の向上を目指しています。 |
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<多職種チーム・委員会活動>
多職種において、摂食嚥下チーム、呼吸ケアチーム、給食栄養委員会、褥瘡委員会、倫理委員会、医療安全委員会等各種の活動が行われています。
それぞれの活動にセラピストは所属しており、患者様の療養、ケアに活かせる知識の向上に日々努力を惜しみません。経口摂取ができるかどうか、栄養手段が患者様の方向性に左右することがあります。
リハビリテーション科では、疾患ごとの特性を踏まえて、入院初期から経口摂取が可能となるよう、摂食嚥下チームのスタッフを中心に、日々のリハビリテーション業務において、誤嚥性肺炎予防と食支援の視点をもって関わっています。 |
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<摂食嚥下チーム活動について>
2013年度より当院の院内チーム活動として発足されており、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が、医師、看護師、管理栄養士と共に、入院患者様の摂食・嚥下機能の改善及び、誤嚥性肺炎の予防、QOLの向上を図ることを目指して活動しています。活動目標は次の通りです。
1. 院内発症による誤嚥性肺炎の発症を予防する
2. 誤嚥性肺炎発症患者に対して、悪化予防のケアを早期に実践する
3. 摂食嚥下障害のアセスメントを行い、患者に適した食事形態の提供や栄養管理方法が選択できる
4. 摂食嚥下障害に関する知識の向上や業務手順の整備、改善を行い、予防的ケアを実践する |
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<呼吸サポートチーム(RST)活動について>
3学会合同呼吸療法認定士の取得者が、RSTチームに参加しております。
ラウンド時や依頼があれば現場においてポジショニングや離床に関するアドバイスを行っております。
また、呼吸に関する研修の企画や参加、リハビリスタッフに対して吸引の研修や指導も行っております。
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<リハビリテーション科のスキルアップ支援>
当院のリハビリテーション科のメリットとして、多数のスタッフがおり、
PT/OT/ST部門それぞれのリハビリテーションの質的向上を図り、互いに高め合える関係を構築しています。また、スタッフ各自に資格取得や研修会、学会への参加を促しています。
資格取得一覧
医療安全管理者 1名
回復期病棟協会認定 セラピストマネージャー 1名
PT協会指定 上級管理者 3名
FIM講習 1名
臨床実習指導者講習修了 6名
3学会合同 呼吸療法認定士 9名
認定理学療法士(脳卒中) 2名
地域包括ケア推進リーダー 7名
介護予防推進リーダー 7名
フレイル対策推進マネージャー 2名
福祉住環境コーディネーター2級 5名
認知症ライフパートナー2級 3名
認知症ケア専門士 1名
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